若狭塗とは

若狭塗は、福井県若狭地方(福井県小浜市周辺)で1634年(江戸時代初期)から作られている漆器です。若狭は日本海に面しており、そこで採れる貝殻やマツの葉などで模様をつくり、その上に漆を塗り重ねて研ぐことで生まれる独特の風合いが若狭塗の特徴です。手作業で研ぐため全く同じ模様は無く、それぞれの個性を楽しむことができます。

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若狭塗の歴史

若狭湾は福井県若狭地方に位置する日本海沿岸地域です。江戸時代初期(1600年ごろ)、若狭・小浜藩の御用塗師が若狭湾の美しい海底の様子をイメージし制作したのが若狭塗の始まりとされています。色彩豊かな漆を十数回塗ったあと、丁寧に研いでいき、漆の下の模様を浮かび上がらせるという、熟練の技と時間が必要な作業によって作り上げられます。若狭塗の技術は職人によって大切に守り伝えられており、現在では日本の塗り箸の約80%が若狭地方で製造されています。

福井県について

福井県は本州の中部に位置し、日本海に面しています。海に面している範囲が広く、福井の海鮮は大変新鮮で美味です。また、多数の化石が発掘されている地でもあり、恐竜博物館も人気です。

当店では若狭の地で100年以上の箸づくりの経験をもつ製造者から直接若狭塗り箸を輸入しています。また、その製造者が長年の技術で培ったノウハウを生かし製造している日常使いし易い漆製品以外の商品も取り扱っています。