西陣織とは

西陣織は京都府京都市の西陣と飛ばれている地域で作られている絹織物です。織り上げた布に絵柄を染めるのではなく、先に染めた多色の糸で美しく複雑な模様を織り上げていることが魅力の一つです。手間暇が掛かりますが、多品種少量生産で格調高い高級織物として主に着物の素材として長い歴史と高い人気を誇ります。

西陣商品を見る

西陣織の歴史

養蚕、絹織物の技術は西暦800年以前(平安時代以前)に中国から伝わり、平安時代に京都に都が置かれたことで、宮廷を中心に発展していきました。その後、京都で起こった応仁の乱(1467〜1477年) の影響で京都を離れていた織物職人は、戦が収まると京都に戻り、西軍の陣地が置かれていたエリアに集まり織物作りを再開しました。そのことからこの地域は西陣と呼ばれ、高い技術を持った職人が集まるようになり、そこで作られる織物は「西陣織」と名づけられました。その高い技術と豪華絢爛なデザインは貴族や各地の大名に評判の高級織物として発展していきました。また、時代の移り変わりに合わせ、技術の近代化のために海外での技術研修も行われました。実は1872年には、職人がフランスのリヨンに留学し、フランス式の織機装置を日本で初めて輸入するなど、フランスとも関わりもあるのです。職人の努力によって、西陣は日本の高級絹織物の産地として1000年以上続いており、和装のみならずインテリア、バッグなど新しい分野にも様々な製品を生み出しています。

京都府について

京都は日本の西よりに位置します。かつて首都でもあり、多くの神社仏閣、庭園、皇室の宮殿、伝統的な日本家屋が存在します。

当店では、「本当にいいものを大切に長く使う」という想いで西陣織の商品を製造してる日本のブランドから直接商品を仕入れております。ショルダーバッグやクラッチバック、カードケースなどフランスの生活でも使いやすい商品を販売しています。